ご多幸な御朱印帳(ごしゅいんちょう)
御朱印とは
「朱印」は神社・寺院を参拝する際、参拝者に対して押印される印章および印影の事です。参拝した日付、寺社名、本尊名が書かれているのが一般的。寺社の職員や僧侶、神職、氏子などの手により、その場で墨書き、押印される場合が多いですね。その御朱印を集めるための専門の帳面のことを「御朱印帳」と呼びます。固い両面の表紙に挟まれた屏風折りの厚紙が和装されたものが主流です。
御朱印自体は、納経帳が現れ始めた江戸時代初期から存在していました。近年、特に2010年前後から雑誌・TV・旅行業者などにより、日本国内のパワースポット同様に御朱印をクローズアップ。全国の神社・仏閣の御朱印を集める「御朱印旅」や「御朱印ガール」の活動も活発に。それに伴い、以前は伝統的な和柄や地味な印象しかなかった御朱印帳にも様々な図柄が登場しています。
そして、今回見つけたのがこちら。
タコ柄の御朱印帳です。
こちらが表面。
こちらが裏面。
タコは「多幸」という語呂合わせもあり、縁起の良い柄でもあります。吸盤のものすごい吸着力から「善いものに吸い付く」「悪いものを吸い出してしまう」という解釈や、墨を吐いて敵を煙にまく習性から「苦難を煙にまいて逃れる」などの前向きな解釈があり好まれています。
そんなご多幸なタコ柄御朱印帳に、タコをご本尊とする寺院の御朱印を集めています。
例えば、こんな感じ。
京都にある蛸薬師 永福寺の御朱印です。
これからも全国のタコ薬師の御朱印を蒐集していきます。
なおタコの御朱印帳は以下から購入可能です。
(2019年6月21日追記:
私が購入した楽天市場のショップは取扱がなくなってしまったようです。同じものではありませんが、タコモノのご朱印帳を発見しましたので、その購入先をリンクいたします。
発売元は同じく「オリエンタルベリー」。
こちらは「猫と蛸」モチーフで愛らしいですね。
ご参考まで。
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