深海タコ@美ら海水族館
発見日:2025年10月上旬頃
場所:美ら海水族館 深海ゾーン
美ら海水族館公式サイト:https://churaumi.okinawa/sp/
超超久々に沖縄の美ら海水族館へ。家族の急用で突然決まった沖縄行きなため日程の余裕がない中、どうしても再訪したかったこの水族館を弾丸訪問。
前回と比較すると、やはりインバウンドの影響が絶大で、平日なのになかなかの混雑。そして飛び交う外国語の数々。10月という時節柄修学旅行生の団体もいましたが、マイペースで見学できました。

美ら海水族館といえばの「黒潮の海」水槽。
ジンベイザメの「ジンタ」も健在。ジンタは1995年から飼育開始し、今年30周年という世界最長飼育記録を更新中。体長が約8.8m、体重は約6トンにまで成長。

いつまででも見ていたい世界。


ブラックマンタも悠々と泳いでいます。母親と共に泳ぐのは繁殖に成功し、2024年8月5日に誕生したメスの赤ちゃんマンタ。その誕生〜成長の様子も展示されていました。
他にもサメに関する研究展示等々前回訪問時と比較して全体的にマニアックな展示が増え、深掘りな内容も興味深かったです。
世界初生きたまま捕獲したダイオウイカの標本もあり。

世界の深海域に生息する最大のイカ。当館に展示している標本は1994年8月、沖縄県うるま市沖水深500m付近でソデイカ漁の擬似餌にかかり、生きた状態で捕獲された世界でもきわめて珍しい個体である。
学名Architeuthisdux英名Giant squid
全長:6m37cm、体重:63kg
漁獲日:1994年8月
漁獲場所:沖縄県うるま市沖
水深:500m
漁獲方法:ソデイカ漁の疑似餌
(美ら海水族館展示キャプション)
さらに頭足類仲間としてイカ類を探して見つけました!
私の好きなコブシメ



トラフコウイカ


そして私の目的のタコ類を探すと…
いました!深海ゾーンに

発見!


水深300mで発見されたマダコの一種だそうです。
深海ダコといえばメンダコ系が人気ですが、マダコ系で今まで私が会ったのは、クロダコとツノモチダコ。
それらと比較するとこの個体は全体的にふやけているような印象。
今回は事前に知っていて会いに行ったわけではなく偶然出会えたもの。水族館のWebサイトやブログ等での告知もないため、急遽やってきてとりあえずの飼育展示となったのでしょう。まだまだ未知のタコがたくさん生息しているのでしょうね。今後の研究等で様々解明されていくのが楽しみですね。
美ら海水族館では本館の他「マナティ館」「うみがめ館」イルカの「おきちゃん劇場」さらに熱帯植物館もあり1日中楽しめます。次回はじっくり楽しみたい!
