ヨコハマおもしろ水族館・ヨコハマ赤ちゃん水族館
先日、ヨコハマ中華街の中にある「ヨコハマおもしろ水族館・ヨコハマ赤ちゃん水族館」に行ってきました。(情報は2019年6月上旬現在)
ヨコハマおもしろ水族館・ヨコハマ赤ちゃん水族館とは
概要:2004年7月、吉本興業プロデュースで「よしもとおもしろ水族館」として開館。 2013年1月、運営会社変更に伴い「ヨコハマおもしろ水族館」に名称変更。 所在地:神奈川県横浜市中区山下町144 チャイナスクエアビル3階 開館時間:平日10:00〜18:00(最終入場17:30まで) (春休み、GW、冬休み期間は20:00まで) 土日祝日10:00〜20:00(最終入場19:30まで) 年中無休 入場料:大人(中学生以上)1400円、小人(4才以上)700円 〜各種詳細は、以下の公式Webサイトにて、ご確認下さい〜 公式サイト:http://www.omoshirosuizokukan.com/info
水族館へのアクセス
この水族館、中華街の中にあるとのことでしたが、個人的には場所がわかりにくく、周辺をぐるぐる探してしまいました。
これから行かれる方が少しでもわかりやすいよう、アクセス方法をご紹介します。
公共機関を利用する際、アクセス方法は2種類。JR石川町駅か私鉄 元町・中華街駅を利用します。私は私鉄を利用しました。
東急東横線・みなとみらい線利用の場合、元町・中華街駅のなが〜〜〜い地下通路を通り2番出口に出ます。
地上2番出口を出たら、こちらの門へ。
この交番の分かれ道に来たら、左側の道へ。
やがて左手に見えるのが、このチャイナスクエアビルです。
えっ!?このどこに、水族館が!?という外見です。
気にせず、ずんずんと中に進みましょう。
突き当たりの建物の中に入り、右手のエレベーターで3階に向かいます。
はい、水族館に到着です。
ヨコハマおもしろ水族館の特徴、見どころ
雑居ビルの3階に位置し、入り口の見た目からしても、失礼ながら期待していませんでした。
しかし!この水族館、とんでもなく面白いのです!!
何が面白いかというと(二つの水族館に共通しています)
1。展示生態の数が多い。(約400種、10000匹)
2。展示方法(ディスプレイ等)に凝っている。
3。生態などに関するキャプションやPOPにより生態に関する情報量が多い。
4。観察するだけでなく、クイズやゲームがあって、体験しながら興味と知識を含めていく工夫が見られる。
大人も子供もまさしく「見て、楽しむ、そして学べる」水族館です。それでは、実際の様子を見て行きましょう。
展示内容は適宜変更されます。詳しくは、公式Webサイトのマップページをご覧下さい。http://www.omoshirosuizokukan.com/floor
入り口を入って、マップ1のウェルカムゾーン。
まず、展示の什器に目を見張ります。
なんと、下駄箱!
実は館内の造りが小学校。「小さな小さな中国南の小学校をモチーフに」造られているそうです。
正面の水槽。
学校と同時に中華街にあるので、中華なデザインも多用しています。
これが、「おもしろ水族館を楽しむための10ヶ条」
水槽の生態を観察しながら、各生態に関するクイズに答えるというゲーム感覚も備えてあります。
マップ2〜3にかけての実験ゾーン。
マップ4のびっくり寿司?ゾーン。
途中、何気に珊瑚養殖ブースもあります。
マップ 11周辺には深海に関するプロジェクトの特別コーナーがありました。
なんと日本初!もしかしたら世界初!?の発見でもある”白いオオグソクムシ”発見〜捕獲に関する情報コーナーです。
こちらには深海から捕獲した珍しい生物が展示されています。
白いオオグソクムシ「しろまる」も居ます。
なにせ黒いカーテンで覆われた黒い水槽の中なので、かろうじて白い物体がいる気配は見ることができました。
貴重なシロウニやウデナガヒトデも展示中。
オオグソクムシと記念撮影のできるスポットもありました。
正面の人形の足元から顔が出せるのです。
出して見ると
こんな風に目の前にオオグソクムシが!!
そして、このように一緒に記念撮影できます。
マップ7~10の周辺には、お笑いの要素を散りばめた展示がありました。
マップ12,13は再び実験ゾーン
マップ14,15は危険生物ゾーン
危険生物の危険度を表す表。
展示はされて居ませんでしたが、ヒョウモンダコも掲載されていました。
こんな記録もありました。
ヨコハマ赤ちゃん水族館の特徴、見どころ
危険生物のゾーンを抜けると「おもしろ水族館」は終了です。
その先は、出口方面と「赤ちゃん水族館」方面に別れます。
出口を出てしまうとその先は物販や占いなどのコーナーになり、再入場できませんので「赤ちゃん水族館」も見忘れないようにしましょう。
こちらが「赤ちゃん水族館」の入り口。
「おもしろ水族館」の造りが小学校的であったのに対し、こちらは「幼稚園」をモチーフにした造り。
赤ちゃん水族館は、稚魚や養殖に関する水族館です。小さいお子さんも身近に海の生態を感じられるように、遊びながらの展示が工夫されていますが、その説明は専門的で、大人も共に学び考える啓蒙スペースでもあります。
ここは、靴を脱いで上がります。
マップ3、ウミガメの赤ちゃんゾーン
マップ2、いろいろな赤ちゃんゾーン
マップ4、ここで餌付け公開もするそうです。
子供のおもちゃと水槽の距離感が良いです。
海の生き物を身近に感じさせてくれます。
全体像はこんな感じ。
なかなか見ることのない魚の卵と赤ちゃんが約100種5000匹飼育展示。子供が遊びながら、大人も遊ばせながら、自然と海の生き物に関して興味を持ち、学べる雰囲気になっています。
正面がマップ7。似せ?赤ちゃんゾーン 右側がマップ8。養殖!赤ちゃんゾーン
滑り台の下にも水槽。
ジャングルジムにも水槽。
ヨコハマおもしろ水族館・ヨコハマ赤ちゃん水族館でタコに会える場所は
このように見どころ遊びどころ満載の水族館ですが、私tacotacoのお目当は、もちろんタコ。
そこで、この水族館内で、タコげっちゅーできる場所をご案内します。(2019年6月現在。展示内容の変更あり)
「おもしろ水族館」マップ3、実験ゾーン
この水槽です。「タコヤキ水槽」
タコヤキディスプレイと共に居るマダコ。
あれ、むき出しで隠れる場所はないのかな?と思ったら。
ちゃんとありました。
下の写真の黒矢印部分。たこ焼きに紛れて、透明の丸い壺があります。この中でマダコは潜むのです。
実際「ヨコハマおもしろ水族館」公式ツイッターでは、マダコが丸い蛸壺に収まる姿が掲載されていました。
飼育展示されて居るマダコは一匹。
ライバルがいないため、のんびりといろんな姿を見せてくれました。
そして、このゾーンでもう一つ。タコげっちゅー。
生体ではありませんが。こちらの表記は章魚。
この「三」とは何かというと、海の生物と数に関する情報。
タコは「八」かと思いきや「三」
その理由は、「三個心臓」=タコには三つの心臓があるからです。
他の情報も一捻りした感じ、と思っていたら
「八」は捻りがなくて、八つ目ウナギでした。
「赤ちゃん水族館」マップ2、のイラスト
アイディアに溢れた楽しい水族館でした。
また、タコの特集や、タコ展示が多い機会に訪れたいと思います。
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