酢ダコ
お正月料理の中によく見かける酢ダコ。
東京を中心に、食べる地域差があると見られていましたが、最近の調査では、日本全国どこでも食べる習慣があるようです。
地域差というより、家庭差なのでしょう。
タコも酢ダコもお正月に限らず、一年中存在しています。
お正月に食べる家もあれば、食べない家もある。
食べ方にしても、お刺身、酢ダコ、煮ダコと様々。
お正月に食べる家では、「多幸」という言葉にかけてタコを食し、さらに、食紅で赤く染めた酢ダコで紅白のおめでたい感を出してお祝いするとの意義があるようです。
また酢ダコを用意する理由の一つとして、生のお刺身より日持ちするため、お正月料理として都合が良いとも考えられています。
こちらが以前、金沢の近江町市場で販売していた、お正月用の酢ダコ。
見事に真っ赤ですね。
いずれにせよ、各家庭で違いがある酢ダコ。
tacotaco家の場合、酢ダコは必ず用意します。
しかし、食紅等で染めたタコではありません。
明石産か志津川産マダコを、特製の出汁酢に漬けて寝かせた自家製もの。
この味付けが家では長らく愛されているため、今年のお正月にも登場しました。
お正月以外でも作って食べますが、やはりお正月だと、「１年のご多幸を祈って」という意味合いもあり、
スペシャル感が増しますね。
自家製酢ダコに関するレシピは数多くありますが、時間がない時や手軽に作りたいときは、つゆの素と甘酢を利用するのも一案です。
つゆの素1に対し甘酢３の割合で作ると、酸味も甘みも程良い酢ダコが作れます。
家族の意見も聞きながら、各ご家庭の黄金比率を探求するのも楽しみですね。
ちなみに家で愛用している甘酢とつゆの素はこちら。
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価格:319円 |
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価格:486円 |
ご自分で作るのが手間な方には、こちらもあります。
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酢ダコを食しながら、今年のご多幸を祈ります。