イカタコつるつる@長新太

タコカルチャー, タコグッズ、アート
形態:絵本 26ページ

サイズ :26㎝×21.4㎝

出版社:講談社

発行:2004年1月

イカタコつるつる (講談社の創作絵本)

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「イカタコつるつる」(講談社の創作絵本)

「イカがラーメンを食べていたら、足とラーメンがつるつる混ざって、さあ大変!そしてタコも‥。つるつるくねくね、さあ、みんなも一緒にこんがらがっちゃおう。ー絵本データベースより。」

表紙から つるつるくねくね。。。

裏表紙は、あらら、何やらだんご状態。。。

この長新太さんのニューワールド絵本。元は紙芝居だそうです。

つるつるくねくねする、その絵といい音といい、読み聞かせにぴったりですが、ナンセンスな世界観は大人のファンも多し。納得するオチをお求めの方には、ちょっと不向きかも。
「何コレーー」「えっ、そうくるかー」と、理屈抜きで独自の世界を楽しめる方にオススメです。

さて、作者の長新太さん。「ぴかくんめをまわす」「ブタヤマさんシリーズ」「キャベツくんシリーズ」など数多くの人気絵本が出版されていますが、出発点は漫画家。その独自のユーモアやナンセンスな作風で、日本の絵本に新風をふき込んだと言われています。漫画家、イラストレーター、エッセイスト、絵本画家と多方面で活躍し、数多くの賞も受賞。2005年に77歳で亡くなられました。

2015年 5月には没後10年の節目として、作品集「長新太の脳内地図」が出版され、同展覧会も開催されました。展覧会は、東京の ちひろ美術館を皮切りに巡回しました。

そして、静岡県 佐野美術館開催時のポスターに「イカタコつるつる」の絵が使用されていたのを発見。

実は 長新太さん、タコが大好き。日本全国の水族館を見て回って描いた海の生き物の中で、特に愛されたのはタコとイカだったそうです。「世界で一番タコの絵本を描いている画家」と自負されていたそうなので、ご本人が存命中に、愛するタコのお話を伺いたかった。残念です。

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