100年前のタコ画@エルンスト・ヘッケル

タコグッズ、アート

フランス旅行のお土産に、と 美しいタコの生物画が表紙のノートを頂きました。
Nサン、ありがとうございます🐙

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表紙

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見開き

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裏表紙

さて、この生物画、気になって調べてみると、なんと!100年以上の歴史があったのですね。

作者は、エルンスト・ヘッケル Ernst Haeckel
(1834年〜1919年)

ドイツの医者であり、生物学者、哲学者。

約3000種に及ぶ新種の発見、命名者としても知られます。

彼の著書で有名なものの一つが、

「Kunstformen der Natur」(英訳「Art Forms of Nature」邦訳「生物の驚異的な形」)1899年〜1904年にかけて、様々な生物のイラストを描いた生物画集。

元々は1899年〜1904年にかけて出版された10冊組の本。1904年に全100枚の絵を収めた完全版が出版。生物のスケッチの大半はヘッケルが描き、それを版画家のAdolf Giltschが版画にしました。

20世紀初頭、芸術、建築、デザイン分野に、多大な影響を与えたそうです。

この中に掲載されている「Gamochonia 頭足類」が、このノートのイラストです。

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「Kunsformen der Natur」には、実に多種多様な生物画が掲載され、シンメトリーの構図、緻密な描写に基づいた美しさは見事です。

こちらのオンラインライブラリーで、他の画を見ることができます。
http://caliban.mpiz-koeln.mpg.de/haeckel/kunstformen/natur.html[:]

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