タコ公園@甲府

タコ地情報
名称:たちばな児童公園

住所:〒400-0031山梨県甲府市丸の内2丁目17

設備:タコの山滑り台、ブランコ、シーソー、うんてい、広場、トイレ等

設置時期:1970年10月

リニューアル:2019年(公園再整備による、新遊具の設置。タコ滑り台塗り替え)

全国各地の児童公園に設置されているタコ型滑り台がある通称”タコ公園”。武田信玄公の像がそびえるここJR甲府駅周辺でも発見しました。

JR 甲府駅前の大通りを進み少し路地に入ったあたり。駅から徒歩約5分ほど。たちばな児童公園があります。その中にひときわ輝く赤いタコの山発見。

どーん!!この日のこの時間帯は奇跡的に無人でしたが、通常は近所の皆様及びお子さんたちの憩いの場所となっています。

・向かって左側から。

・背中部分。お馴染み埋め込まれた足場を登って行くタイプ。

・向かって右側から。

・下から滑り台部分を見上げると、結講な角度があります。

・タコの頭部分内部。秘密基地感がありますね。

このタコの山の一部にプレートが埋め込まれていました。

昭和45年(1970年)10月に、東京都港区麻布永坂町の若尾達郎氏によって寄贈されたとの事。昭和40年代は日本各地にタコ滑り台が造られていた時期なのでわかるのですが、なぜ東京都の若尾氏が寄贈されたのか、疑問に思い調べて見ました。すると”若尾家”という甲州財閥・若尾逸平氏の子孫に達郎氏の名前がありました。以下は憶測ですが、1970年大阪万国博覧会開催の記念にと、地元にゆかりの名士が児童公園のために、人気のタコ滑り台を寄贈したのではないでしょうか。

経年劣化で色褪せたタコも綺麗に塗り直されて堂々としていました。今後も末長く地域で愛される存在であり続けますように願っています。