レトロなタコ土産@静岡県静岡市清水区

タコグッズ、アート
発見日:1992年頃

発見場所:静岡県静岡市清水区美保
旧「美保文化センター」現「東海大学社会教育センター美保文化ランド」内

形態:土産物

静岡県静岡市清水区の三保松原と言えば、2013年富士山構成資産の一つとして世界遺産にも登録された景勝地。

私tacotacoは、1983年(昭和58年)、1992年(平成4年)、2019年(令和元年)と三度この地を訪れています。昭和から令和に進むにつれ公共交通機関の利便性は進歩し、清水港から水上バスでのアクセスも可能となりました。2013年世界遺産登録直後は集客力も上がり、さらに活気付いたとの事。

しかし2019年訪問時には昭和の頃と空気感が変わらず、時が止まったかの印象でした。さらに新型ウィルスの影響もあり、1983年初訪問時に大学のクラブ合宿で利用した大型宿泊施設「美保園ホテル」は、2021年3月に閉館。せめて大好きな「東海大学海洋科学博物館」「自然史博物館」には、いつまでもこの地のシンボルとして居続けて欲しいと思います。

さて写真のタコ土産たち。1992年(平成4年)訪問時に購入したものです。当時タコグッズはまだまだマイナー分野で、これを発見した時は非常に嬉しかった記憶があります。

・蓋に「日本平 三保の松原」とありますね。

・タコとマンボウの組み合わせが可愛い。当時「東海大学海洋科学博物館」に展示されていたのでしょうか。

・ハンドメイドで味のある籐製の小箱。少し歪みがあるのもご愛嬌。

・椰子の木とタコが島に乗っています。

・タコは木製。赤いペイント。目玉がくるくるするタイプ。

・用途は特にありません。飾り物。

・ペン立て。ホテルのフロントにあるような、ペン先がむき出しのボールペンを挿すタイプ。今では絶滅種でしょうか。

・水色タコが乗った台には「美保文化ランド」の文字が。

これらタコグッズを購入したのは「美保文化ランド」周辺の土産物屋だったと記憶しています。この地域一帯は東海大学発祥の地。広大な東海大学社会教育センター敷地内に、現在もある二つの博物館「海洋科学博物館」「自然史博物館」の他、研修施設、スポーツ施設、「美保文化ランド」を社会教育活動の一環として運営。

「美保文化ランド」は遊園地ではなくミニチュアランドで、世界の建物や東海道五十三次のミニチュアワールドを散策するタイプの教育施設でした。散策しながら世界や日本の文化に親しむコンセプト。緑地公園にリニューアルするとして2000年10月に閉園した跡地は、バーベキュー施設として使用されていました。2021年現在は、その施設も終了しています。

そんな「美保文化ランド」遺産でもある貴重なタコグッズを、これからも大切に飾っておきたいと思います。