タコ公園@東京都品川区下神明

タコ地情報
正式名称:神明児童遊園

場所:東京都品川区二葉1-4-25

設置:1968年(昭和43年)頃。

形態:タコ滑り台の親ダコと遊具の子ダコ。親子ペアは、この公園のみのオリジナルな形態。

デザイン:前田屋外美術(現、前田環境美術)

サイズ:親ダコ=H約4.5m、W約10m、 子ダコ=H約1.5m

メディア出演:1996年NTTドコモポケベルCM(主演、広末涼子)

リニューアル:2007年、補助第26号線道路整備と公園改修工事に伴い公園を閉鎖。親ダコの滑り台は移設を検討されるが、老朽化により取り壊し。地域住民によるお別れ会等が行われる。
2010年、新公園がオープン。親ダコ滑り台新設。子ダコ遊具はメンテナンス後に旧公園から移設。

品川区公式Webサイト参照:https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/PC/shinagawaphotonews/shinagawaphotonews-2010/hpg000010978.html

東急大井町線下神明駅のすぐ駅前に、そのタコ公園はありました。

赤いタコの遊具が目印で「タコ公園」愛称で親しまれています。正式名称は「神明児童遊園」、品川区の「新しながわ百景」にも選定されています。

並び立つ二つのタコ遊具が見事!数あるタコ公園の中でもこの大きさの子ダコ遊具がペアで居るのはここだけとの事。

子ダコ側から全景
親ダコ側から全景

こちらの親ダコ滑り台は2010年に新設されたもの。

先代旧タイプのものは、1996年、当時デビューしたての広末涼子さんが起用された、NTTドコモのポケベルCMのロケ地となり、脚光を浴びました。

階段側から遠景。

脚(腕)の先には、こんなに小さな小窓も。

背中側から。

どこを切り取っても絵になる、素晴らしいフォルム。

背中。この掴みにくそうで登りにくそうな取手はお馴染みのスタイル。子供達は軽々登るんだろうなといつも感心します。

こちらは遊具の子ダコ。

1968年当時からのものをメンテナンスし、2010年に移設されました。

頭部のVサインや黄色い輪がレトロなデザイン。

1965年〜1966年にフジテレビ系列で放送されていた「宇宙エース」というアニメーションを思い出します。

主人公パールム星の王子・エースの頭にこのようなVサインがあり、武器がシルバーリングという輪だったのです。もしかしたら何か関係があるのかもしれませんね。

子供達は、この子ダコの脚(腕)や頭に乗ったりぶら下がったり、実に楽しそうに遊んでいました。

参考までに「宇宙エース」の動画はこちら。制作元タツノコプロダクションの公式サイトです。

おまけ:子ダコと記念撮影している際、偶然写り込んだ看板にタコの絵を発見。思いがけずのタコ共演となりました。