牟田陽日作品集「美の器」出版記念展

タコグッズ、アート
タイトル:「美の器」出版記念展

作家名:牟田陽日(YOCA MUTA)
公式webサイト:https://www.yocamuta.com/

会期:2020年9月9日(水)〜9月15日(火)
       9:30〜20:30(最終日15:00閉場)

会場:東京 丸善・日本橋店 3Fギャラリー
丸善日本橋店公式twitter:https://twitter.com/mznihonbashi

昨年、日本橋三越での個展を拝見して以来、すっかり魅了された牟田陽日さんの作品展。人混みを避けて、サクッと行ってきました。

今回は、日本橋丸善にて、作品集「美の器」掲載作品および新作の約40点の展示販売です。初日に抽選販売がありましたが、もちろん即完売。今回も入手ならず。でも最終日まで作品を鑑賞することはできます。

実際に見ると、その存在感、躍動感が違うのです。

「絵」としても「器」としても成立する総合芸術。

作家ご本人もSNSで呟かれていた通り、作品の「狂気度」が増しています。一つの作品の隅から隅まで、余す事なく「独自の表現」を突き詰め実態化していく、そのプロセスを推察すると、気が遠くなります。

まずは、私のお目当、タコ作品。

「祥瑞蛸海中図」

「祥瑞蛸海中図」徳利
烏賊も居ます。

タコ部分アップ

タコ、触手に魚を持っています。

見よ!この模様の書き込み具合。

「祥瑞蛸海中図」こちらは、ぐい呑

「祥瑞烏賊海中図」ぐい呑

もちろん、狂気の美しさはその他の作品でも炸裂しています。

「libido emergence」徳利

墨祥瑞白波渡蟹図」茶碗
龍門」湯呑み
赤絵長毛猫鎮座図」茶碗
祥瑞海月珊瑚図」茶碗
[霧中双龍図」
えびす」碗
えびす 玉肌」碗
炎獅子」碗
Coelacnth and Polypterus」茶碗

今回、美しくも日常使いには扱いが難しい九谷焼を手軽に使えるようにと、「irobiyori」https://www.irobiyori.shop/という食器ブランドを出された牟田さん。私tacotacoは、作品集と共に「波と亀」を購入しました。

今後はそうした取り組みに加え、ファブリックや家具、装飾、建築の場面でも様々なコラボレーションが拝見できそうな予感がします。ジャンルを超えた牟田陽日ワールドの展開を楽しみにしています。

2019年の個展の様子はこちら。

牟田陽日(MUTA Yoca)個展