ひだりうちわ
発見日:2019年8月下旬 発見場所:東京。池袋。Loft 形態:団扇 サイズ:長さ 約22.4㎝、幅 約11.2㎝ 発売元:一心堂本舗 公式Webサイト https://www.isshin-do.co.jp/
先日、売り場で発見したタコ柄の団扇。
「ひだりうちわ」
というネーミングです。
通常のうちわと比較して、とてもコンパクト。
購入後気になって、発売元を調べて見ました。
ひだりうちわは、世界の紙を使い香川県丸亀市で作られた
コンパクトサイズのうちわです。
利き手でない左手で悠々とうちわを扇ぐ姿から転じて、
安楽に暮らすことを意味することわざ「左団扇」。
扇ぐあなたに福来たる、
ひだりうちわとこの夏をお楽しみください。
(「一心堂本舗」公式Webサイトより)
なるほど。この商品は「世界のデザイナー×世界の紙×日本の伝統技」というワールドワイドな団扇なのです。
このタコ柄はニューヨークのデザイナー作。それをネパールの手漉き和紙(ロクタ紙)にプリントしています。
ロクタ紙は「溜め漉き」という伝統的技法で1枚ずつ手作りされており、 1000年もつ紙とされているそうです。
一方、丸亀のうちわは、江戸時代に四国の金比羅参りの土産物として考案された事が始まりと言われています。その伝統的な技法を使い、現代風にコンパクトな形状に仕上げられているのです。
バッグに入れて持ち運ぶのも良し、お土産としてプレゼントするも良し、別売の宛名・メッセージシールを貼れば郵送も可能。
タコ柄は「多幸」の意味もあるので、さらにさらに福を呼ぶ団扇になってくれそうです。