「ひっぱり蛸」手拭い、バッグ@小倉染色図案工房

タコグッズ、アート


発見日:2019年 4月17日(水)〜21(日)

発見場所:第4回「生活のたのしみ展」TOKIAガレリア特設コーナー

公式サイト:https://seikatsunotanoshimi.1101.com/2019_spring/

「ほぼ日」が主催するイベント「生活のたのしみ展」。




「生活のたのしみ展」は、さまざまなアーティスト、
目利き、ブランド、ショップ、企業などのかたがたと
「ほぼ日」がいっしょにつくる、
お買いものを中心としたイベントです。
2017年3月、20ほどの店舗がならぶ
3日間のイベントとしてスタートし、
店舗数や会期は開催を重ねるごとに拡大。
2018年には大阪にも巡回しました。
ワークショップやアトラクション、ミニライブなど
お買いもの以外のおたのしみも充実させ、
「期間限定の商店街」から「街のフェス」へと
めざす場のイメージを広げつつあります。(公式webサイトより抜粋)

今回の会場は、東京駅丸の内方面の「丸ビル」「丸の内仲通り」「東京ビルTOKIA」の3会場で開催。

「TOKIAガレリア」会場では、のれん街として、個性的な16店舗が並びました。

その中で一目惚れしたのが、「小倉染色図案」さんの、このタコバッグです。

表側。ポケット付き。

裏側。

ベースの布地は、江戸染色作家、小倉充子さん作の「ひっぱり蛸」手拭い。

その手拭いを使用して、職人さんとコラボレーションした、新作の江戸袋物です。

左右見事なシンメトリー。

外側のポケットも柄合わせでわかりにくくなっています。

とても丁寧な作りです。

和装にはもちろんですが、普段ちょっとお出かけにも重宝しそう。

そして、バッグの元となった手拭いが、こちらです。

図案、型紙彫り、染めるまでのほぼ全ての行程を一貫して手がけているそうです。伝統的な技法を駆使しながら、大胆な図案や色彩で作られた手拭いは、とても魅力的です。

伝統と現代が見事に融合した作品。

タコ本体の斬新なデザインといい、手拭いの色彩といい、他に類を見ないと思います。

もちろん、タコ以外でも魅力的な作品がたくさん。

今後も楽しみにしています。


小倉充子(おぐら みつこ)さんは、1884年から続く、神田神保町の大和屋履物店の生まれ。東京藝術大学・大学院美術研究科デザイン専攻終了。
大学院卒業後「江戸型染」を学び、のち「小倉染色図案工房」として独立。

以下の公式動画では、「生活のたのしみ展」での、小倉さんのインタビューが見れます。

また、小倉染色図案工房の商品は、大和屋履物店の実店舗および、以下オンラインショップでも購入できます。SOLD OUT商品の再入荷等に関するお問い合わせは同ショップまで。https://yamatoyahakimonoten.com/