タコげっちゅー@「毒毒毒毒毒毒毒毒毒展(もうどくてん)」
池袋のサンシャイン水族館にて開催中の「毒毒毒毒毒毒毒毒毒展(もうどくてん)」に行って来ました。
毒々しいが美しい、人間を死に至らしめるほどの猛毒を持つ、さまざまな動植物の特別展示。
水族館内ではなく、別ブースでにて開催。
入り口の黄色い巨大オブジェが、なんとヒョウモンダコ!
(じゃんけんのチョキのような形ですが。。。)
期待は高まります。
(2020年10月追記:実は、これはヒョウモンダコではありませんね。英語表記が「Blue-ringed octopus」なので、オオマルモンダコです。ちなみにヒョウモンダコは「Blue-lined octopus」)
中に入ってみると。。。
展示生物には、それぞれ毒レベルが表示されています。
さっそく、お目当ての展示へ。
ヒョウモンダコ Blue-ringed Octopus
毒レベル★★★★★
毒のタイプ 噛む
毒の種類 テトロドトキシン
全長10㎝程度と小柄だが フグと同じ強力なテトロドトキシンという毒成分を持つ。
ひと噛みで7人を麻痺・死亡させるレベル。危険を察すると 体色は黄色くなり 体中に青いリング模様が浮かび上がる。
もしも ゴジラと闘うとこんな感じ!らしい。
(何故ゴジラとなのかは不明)
で、実物は。。。
この時は、極めてノーマルモード。
以下、戦闘モードの参考画像。(神奈川水産センター)
その他の展示を いくつかご紹介。
ハナミノカサゴ Lionfish
毒レベル ★★
毒の種類 カラトキシン
毒のタイプ 刺す
毒のある部位 胸ビレと背ビレ
刺された人の死亡例は確認できないが、激痛のあまり、刺された自分の指を切り落としたくなったという体験談がある。
アカクラゲ Brown Jellyfish
毒レベル ★★★★★
毒の種類 タンパク質の複合毒
毒のタイプ 刺す毒のある部位 触手
関東沿岸でも見られる。見た目が毒々しく、刺されると痛い。
オニヒトデ Crown-of-thorns Starfish
毒レベル ★★★★
毒のタイプ 刺す
毒の種類 プランシトキシン
全身のとげに毒がある。珊瑚のポリープを食べて生きており、食べられた珊瑚は死滅。
ベトナムオオムカデ Vietnamese Giant Centipade
毒レベル★★
毒の種類 複合毒
毒のタイプ 刺す
毒のある部位 牙
大型のムカデは、ネズミを毒で弱らせて食べる。30㎝ほどになり気性が荒く攻撃的。子供が首を噛まれて死亡した例がある。歩脚(足)は21対42本。
ダイオウサソリ Emperor scorpion
毒レベル ★★★★
毒の種類 複合毒
毒のタイプ 刺す
毒のある部位 尾先端
ダイオウサソリは最大のサソリだが、毒性は尾の太い種類に比べると強くはない。サソリは強力な神経毒を持ち、刺されると全身の筋肉が麻痺、けいれんし、呼吸ができなくなり死に至ることがある。
マンドレイク(マンドラゴラ) European Mandrake
毒レベル?
引き抜く時に叫び声がし、その声を聞いた者は死んでしまうという伝説の有害植物。某ゲームのキャラクターとしてもよく登場する。ただ、マンドラゴラを摂取したことによる被害例は確認されていない。
スローロリス Slow Loris
毒レベル 不明
毒の種類 不明
毒のタイプ 咬む、中毒
毒のある部分 肘の内側の毒腺。グルーミングで全身に塗る
詳しい説明では「上腕にあるリンパ節から毒を分泌し、それをなめて唾液に毒を含ませる。毛繕いをするこによって、毒を全身に広げる」のだそう。
そんな生き物だったとは知らなかった。
この日は、ひたすら体をまるめてすみで寝ていました。
以下、参考画像。(wiki)
この他にも色々、計30種類ほどの展示があります。
また「もうどく大使」に任命されたしょこたん 中川翔子さんのオリジナルイラストも展示されています。
「毒毒毒毒毒毒毒毒毒展(もうどくてん)」はサンシャイン水族館にて
10月13日(火、祝)まで。
この展示のみだと600円。水族館入場の場合は300円。
詳しくは、サンシャイン水族館HPまで。
http://www.sunshinecity.co.jp/aquarium/
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