
博物ふぇすてぃばる2017@科学技術館
「第4回 博物ふぇすてぃばる」
会期: 2017年7月23日(土)〜24(日) 会場:東京.千代田区北の丸公園内 科学技術館
「博物ふぇすてぃばる」は、「博物」をテーマに、科学・自然科学・考古学・天文学・古生物学・民俗学・歴史学など博物学ゆかりの題材からなる創作、展示、研究を販売、発表できるイベント。研究者のようなプロから趣味のアマチュアまで、その道が「好き!」という熱量の高い方々が出展しています。

第4回の今年は昨年よりも面積拡大!タコを扱うブースも増えていました。お久しぶりやニューフェイスの出展もたくさん。その分表現の幅も広がり、げっちゅーする側も大変!嬉しい悩み🐙そんな中、私が購入した&心惹かれたタコたちは こちら。
◉ヒョウモンダコのブローチ@SHIMIZU iZU
プラ板に描かれたヒョウモンダコはその曲線といい色彩といい、お見事な出来栄え。

◉ブラックメンダコのポストカード@うみうすし
うみうすしさんは、カラフルなメンダコマグネットも多数揃えていますが、あえてのモノクロがcool。宇宙船のようなフォルム。

◉アオイガイ@dubhe
この博物画はガクタメ用のため非売品。写真のみ撮らせて頂きました。
こちらが19世紀末 英国でのオリジナル描写。
当時は実物を目にする機会も資料もなく、想像で描かれていた姿がこちら。現物以上に相当ファンタスティックな生き物♪
2017年現在、 saki(池田 早秋)さんが描いた、現在確認されるアオイガイの姿。細やかな描写が美しい。上記のアオイガイとの比較が実に面白いですね。
◉編みたてのタコ@ぽぽぽ本舗
「今、編み上がりました〜」と店頭に並んだ瞬間をゲット。頭の部分がホワッとして気持ち良い♪

◉タコカード一覧、ブローチなど@oba:oba with kerocco
店頭に会ったタロット仕様のタコカードはガクタメ用の非売品だったため、一覧表をいただきました。

左から、マダコ、吸盤、ヒョウモンダコ。
◉紙でできたボトルメジロダコ@ハサミック・ワールド
全長 3㎝ほどの小ささ。非常に細かい作業で量産できず、通販なども対応していないそうです。まさに一期一会のメジロダコでした。

◉タコの赤ちゃんイヤリング@Hi*room
実は大阪阪神百貨店の「金魚と海のいきもの展」から気になっていました。あの時ゲットせずに後悔していた一品にここで出会えて嬉しい。ということでラスト1を無事手に入れました。

このイヤリングは、「タコ母は卵(海藤花)を大切に大切に育て、孵化を見届けると寿命を終える」という生態に感銘されて作ったそうです。同ブースで販売していたテトラポットも気に入って購入。
作り込まれたタコの赤ちゃんが愛おしい。それを大切そうに見守る母タコの”Deep love”。アクセサリーでありながらボトルの中にストーリーがあり、作者の想いが詰まった一品。
◉タコの「済み」ハンコ@理科はんこ屋さん
理科はんこ屋さんは あまりタコものを作らないので、これは貴重!そしてタコが吐いた墨=済みをかけるシャレのセンスが好きです♪こういうの大事🐙
◉海洋博物系ZINE@サンズイ舎
海洋博物に特化したZINE。Vol3に掲載されたタコのモザイク画の写真が気に入り購入。身の回りにある水関連の文化にスポット当てた内容は興味深く、今後も期待しています。
会場には、家族連れから博物ファン、雑貨ファン、年齢性別幅広いお客さんが溢れていました。ただの物販ではない、学びもある、研究発表の場でもある。。。敷居の高そうな「博物学」を身近に感じることのできる貴重なイベントです。もちろんタコ以外でも興味深い研究テーマがザクザクあり、また来年の開催を楽しみにしています。[:
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