タコげっちゅー@鳥羽水族館
近鉄名古屋駅から近鉄特急で1時間30分。鳥羽駅下車、徒歩約10分。
鳥羽水族館にて タコげっちゅーしてきました。
こちらの水族館、とにかく大きい!広い!想像以上。
全長約240m、通路全長約1.5km、室内型水族館としては、世界最大級。生きものの種類、棲息環境に合わせて12ゾーンで構成されています。
しかも観覧順路が決まっていません。
気に入った場所に居続けるもよし、飛ばすも戻るも良し。
所要時間は、ショーを見ないで、駆け足で約2時間。
ショーを観たり、ゆっくり回ると あっと言う間に4時間コースだと思います。
げっちゅー ➀ミズダコ。マダコ(館内案内図D)
水槽手前がミズダコ。左手奥の壁面に貼付いているのがマダコ。
ミズダコ
足も含めて約2mほどの大きさ。以前ダイオウイカに便乗して話題になった「巨大ダコ」は、ほぼミズダコの事。3m程度の個体は平均的な大きさ。
マダコ
画像をアップにしているため大きく見えますが、足も含めて60cmほどの大きさ。擬態の名人。周囲に溶け込んで見える色と形をしています。
げっちゅー➁ 多足ダコの標本(館内案内図L.左側、へんな生きもの研究所)
85本のマダコ
1957年(昭和32年)8月1日、鳥羽市答志島で採取。水槽では3日ほど生存。「お化けダコ」として有名に。標本は国立科学博物館に貸し出され「天覧標本」として話題となったそうです。
56本のマダコ
1964年(昭和39年)10月14日、三重県海山町にて採取。
この他にも、1984年には25本、1993年には45本、2000年には31本の多足ダコが採取されています。
マダコの「多足化」が起こる原因は不明。体に受けた損傷による再生異常とも考えられています。
げっちゅー➂ マダコのタッチプール(館内案内図Lの手前に設置されたタッチプール)
タコのタッチプールを見たのは初めて。30cm程度のタコが、いけすの中に数十匹。たこ壷代わりに入れてあるプラスティック管に身を隠す。触ると吸盤に吸い付かれ&巻き付かれます。体は小さいけれどけっこうな吸着力。「水からタコを持ち上げないで下さい」と書いてあっても、彼らがくっついたまま上がってしまう事もあるので要注意。
このタッチプールには、他にフグ、エイのエリアもありました。
げっちゅー➃ タコもどき(タコではありませんが、タコつながり)
タコノマクラ(館内案内図 L左側、へんな生きもの研究所)
これはウニの仲間。殻にオトメチックなお花模様がついています。体の上に小石やゴミを乗せてカムフラージュすることもあるそうです。タコがマクラにして寝ていたという発見は今の所ありません。
タコクラゲ(館内案内図I クラゲゾーン)
インド洋やフィジーなどにも幅広く分布。三重県志摩地方では夏〜秋にかけてよく見られるそうです。形態が似ていることからタコクラゲと呼ばれています。
さて、タコげっちゅーした後は、ショーも楽しめます。アシカやペンギンも良いですが、お薦めはセイウチ!
ボケ担当の「ぽー」くん(上)と、しっかり者でラッパも吹ける「くー」ちゃん(下)。コント仕立てで素晴らしい芸を見せてくれます。ちなみにセイウチのひげは固めのゴムのような感触。このひげでボールキャッチもしていました。
そして、鳥羽水族館は、飼育種類が約1200種で日本一。様々な生態が観察でき、癒しの空間も広がります。その一部をご紹介。
水族館のシンボル、ジュゴン。日本で唯一の飼育展示。
スナメリの親子。
ご当地!伊勢エビ。といっても伊勢の特産種ではありません。
アナゴとハモ。
ピラルク。
オーストラリアの保護動物、ウィーディーシードラゴン。
アメリカビーバーもおるでよ。
大水槽。
大水槽内部。
おまけに。水族館は海に面しているので、屋上からは こんな風景も!
いかがでしたか?タコげっちゅーを堪能しながら、お楽しみが満載の鳥羽水族館でした。
なお 水族館の詳細情報、および飼育展示内容(季節や個体状況により変化します)は以下のHPでご確認の上、お出かけください。
鳥羽水族館HP
http://www.aquarium.co.jp/