タコ表紙絵＠堀越千秋 Chiaki Horikoshi

この素敵なタコの絵。

ANA『翼の王国』2015年11月号表紙です。

Tサン情報ありがとうございます。

ANA搭乗時に手に入れることができました。

タコ部分、アップ。

色使いに魅了されます。

この絵の作者は、画家の堀越千秋さん。

ANA機内誌『翼の王国』の表紙を2007年4月より担当されていました。

2016年10月30日、居住地スペインにて亡くなりました。享年67歳。

ご冥福をお祈りします。

そして、堀越さんがどんな方であったのか、調べてみました。

東京都出身。東京藝術大学　油画専攻。大学院卒業後、1976年にスペイン政府給費留学生としてスペインへ。その後、マドリードを拠点として活動されたそうです。

非常に多才であり、エッセイスト、陶芸家、フラメンコのカンタオール（歌い手）としても活躍。

画家としては、数々の個展を世界各地で開催。表紙、挿絵などの仕事も数多く、受賞歴も多数。

具象と抽象が混ざった表現と、明るく美しい色彩が特徴ですね。日本の繊細さとスペインの大胆さを兼ね備えた表現だったように思います。

なお、2016年5月にガンの再発により余命宣告を受けられて以降、急がれていた画集の制作に関するプロジェクトが進行中だそうです。

完成を待たずして逝去されたご本人のためにもと、ご友人達が奔走されている詳細が記されています。

ご興味のある方は、以下の公式サイトをご覧下さい。

公式サイト