郡魚図(蛸)-動植綵絵@伊藤若冲

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東京都美術館にて2016年4月22日(金)〜5月24日(火)開催。空前の混雑状況となった「若冲展」

その 伊藤若冲の最高傑作と言われる「動植綵絵(どうしょくさいえ)」三十幅。

「釈迦三尊像」三幅の両側に十五幅ずつ並べ、トータル三十三幅の軸を掛けて、京都 相国寺(臨済宗の禅寺) の重要な法要に使用されたそうです。全ての道は仏に通じる…宗教的な意味合いを持っていた訳ですね。

この「動植綵絵」は、1758年 若冲43歳頃から  鳥、虫、魚、貝などの生き物と草木など植物を絹地に、華麗で濃密な描写で描かれました。

その中の一幅が「郡魚図(蛸)」です。

海の中を泳ぐ16種類の魚。鱗まで鮮明に描き込んだ魚たちの中で存在感を放つのはタコ。

吸盤をリアルに緻密に描く一方で、伸ばした足の先に 可愛らしい子蛸を描くユーモラスな部分もあり、若冲のシャレっ気を感じられます。

絹本着色 1幅

1426×79.4

宮内庁 三の丸尚蔵館 所蔵

(この絵は、販売されていた絵ハガキのもの)