黒潮コメッコ 1〜黒潮の魚たち〜@グリコ×海洋堂

タコグッズ、アート, タコ学

商品名:黒潮コメッコ(AQUATALESシリーズ)第一弾

発売元:グリコ

造形総指揮:松村しのぶ

造形製作:海洋堂

発売開始:2002年7月頃〜

グリコの「コメッコ」というお菓子の中に入っていたフィギュア。「黒潮の魚たち」シリーズ第一弾のNo.3タコブネです。発売当初は気づかず、最近オークションサイトで発見しました。海洋堂全面協力の元制作。

造形総指揮(企画、造形、彩色)は松村しのぶ氏。

1962年生まれ。造形家。(株)海洋堂所属。動物に対する専門知識と理解、造形家としての高度な技術やセンスを併せ持つ、生物造形の第一人者。海洋堂の動物シリーズ、恐竜シリーズをはじめ、国内各地の博物館、ニューヨーク自然史博物館にも恐竜復元モデルを提供している。

(パッケージの説明文より)

この「黒潮コメッコ」第一弾は、バンドウイルカ、アカシュモクザメ、タコブネ、メカジキ、マンボウ、ミナミハコフグ(幼魚)、カツオ、トビウオ、カスリハタ、オニカマス、イトヒキアジ(幼体)、アカウミガメ等のラインナップ。海洋堂の腕利き造形師たちが原型製作にあたっています。

タコブネは、松本栄一郎氏が担当。

タコブネはメスしか貝を持ちません。しかも、その貝はヤドカリのようにどこかから借りるのではなく、自分の分泌液で作っているのです。また貝部分にできた傷ができた際は自己修復するとの事。その中に卵を生むのですね。

漏斗側から見た様子。

貝側から見た様子。

近年、様々な研究も進み注目度もアップしているタコブネ。本当に興味深い生き物です。ちなみに生きている実際のタコブネはこちら。

◉2015年12月、八景島シーパラダイスにて。

◉2022年11月、観音崎自然博物館にて。