
ミズダコ展@浅虫水族館
イベント名:企画展「ミズダコ展」 会期:2023年1月1日〜2月26日(*3月31日まで延長決定) 会場:青森県営浅虫水族館1Fイベントホール 浅虫水族館公式Webサイト:https://asamushi-aqua.com/
本州最北端で最大規模を誇る浅虫水族館。青森県の浅虫温泉駅から徒歩約10分。ここでミズダコの企画展を開催中とのことで訪問しました。
約300種8000点を飼育展示しているという館内は見所もたくさん。そんな中タコ類もミズダコ、マダコ、ヤナギダコたちに会えて嬉しい限り!水族館全体の記事は別途記載するとして、今回はミズダコ展をクローズアップ!
案内掲示にワクワクします。そして会場に行く前に、リアルミズダコに会えます。
最初は水槽の隅でまったりしていたのですが、私がしばらく見つめていると反応し、動き出します。様々な表情を見せてくれて楽しい交流でした。
そんな魅力的なミズダコをクローズアップした「ミズダコ展」へ。
6枚のパネルにわかりやすくまとめられています。左側から見て行くと。。。
◉ミズダコってどんなタコ?
食べているもの、移動するミズダコ、ミズダコの大きさ、からだのしくみ等
◉タコ漁が盛んな青森県!
青森県で見られるタコ、漁具と漁法、青森県内の主な水揚地等
◉青森県とミズダコのつながり
縄文時代、江戸時代、青森県のタコ信仰等

◉今が旬!栄養満点なミズダコを食べよう!
ミズダコに含まれる栄養素、さまざまな食べ方等
◉小さなミズダコを守る!青森県の取り組み
資源管理、改良籠のしくみ等

展示物はパネルの他に以下の実物大腕レプリカ、カラストンビや稚ダコ、写真はありませんが精莢(せいきょう)、交接腕がありました。
◉ミズダコ漁の道具
◯タコ篭(餌を入れた篭で、入ったタコを獲るための漁具)
小さい個体は篭の外に脱出できるように、脱出リングが取り付けられた改良篭の普及も進められています。
◯タコ箱(タコが隠れる習性を活かし、入ったタコを獲るための漁具。)
ミズダコというと北海道のイメージが強いのですが、青森県も本州最北端で海は北海道の海域と同様。実際の水揚げ場所がわかったり、下北地方の漁師めし”道具(内蔵)汁”を知ったり、様々な方面からミズダコと青森県の関係性の深さを知る機会となりました。
余談ですが、北海道と青森の一部ではミズダコのメスをマダコというのだとか。主に獲れるタコがミズダコだからなのでしょう。地域性を感じられて興味深いです。
この「ミズダコ展」は当初2月末までの予定でしたが、3月31日まで延長が決定しました。春休み期間にかかるため親子連れ等のさらなる来館も期待。ぜひ青森県のミズダコに会いに行ってみて下さいな。
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