ミズダコのおかしらカレー@葛西臨海水族園

タコグルメ
商品名:ミズダコのおかしらカレー

提供場所:葛西臨海水族園内レストラン「シーウィンド」

提供期間:2022年8月17日(水)〜8月末頃(予定)の10時15分〜16時30分(ラストオーダー)

関連イベント:講演会「つどえオロロ〜ン!」
2019年11月にパートナーシップ協定を結んだ北海道羽幌町(はぼろちょう)との共同事業の一環。
(海鳥や自然環境に興味・関心を持つ人々が、多角的に学ぶ場を提供するという趣旨。)


久しぶりに訪れた葛西臨海水族園。

今日のメインの目的はこちら。特別イベント「つどえオロロ〜ン!」(上記参照)の関連メニュー。水族園内のレストラン「シーウィンド」にて提供されていました。

「特別栽培米おろろん」と「ミズダコのおかしら」を使用した特別メニュー。「おかしら」とは頭部の意味。正確には外套を使用しています。

商品紹介

厳選した有機質肥料を使用した北海道羽幌町産のお米に、タコの旨味がぎゅっと詰まった、地元でこよなく愛され食されている北海道苫前町(とままえちょう)のミズダコの頭(外套)を使用したカレーをかけました。

「ミズダコのおかしらカレー」には、資源や海の環境を考える活動(漁業改善プロジェクト:FIP)で漁獲されたミズダコが使用されており、それに加えて「特別栽培米おろろん」とともに海鳥たちを取りまくさまざまな自然環境に配慮した取組みに認証される「シーバードフレンドリー」認証商品です。売り上げの一部が海鳥保護に活用されます。

海鳥にやさしく、海の資源についても考えられている北海道のお米と海の幸をぜひご賞味ください。

(葛西臨海水族園 公式Webサイトより)

このカレーを注文すると、「Re TAKO」https://inakablue.jp/のパンフレットも一緒に。今回のタコのおかしらを提供しています。

実食。ルーに浮かぶ棒状のものが、ミズダコの外套なのですね。

第一印象は細く見えましたが、中に埋まっている部分を掘り出すと、しっかり厚みがあります。

柔らかく煮込んでありますが弾力があり、食べ応え抜群。

ルーは少しスパイスが効いた中辛タイプ。とろみもサラッとしすぎずドロッとしすぎずの絶妙な塩梅でお米との相性も良く、美味しく頂きました。

生産者発の取り組みが、公共施設(水族館)でのイベントをきっかけに、消費者である来場者に認知されていく、素晴らしいことだと思います。生産者が美味しい食材を生産・収穫・提供→消費者の元に届く→美味しく食べる→その収穫物・生き物や生産者、それらを取り巻く環境を知り思いを馳せる→持続するために今消費者側の自分ができることから始める、といった良きサイクルが巡っていくよう期待します。