イイダコ、メジロダコ、ワモンダコ、ツノモチダコ@新江ノ島水族館
訪問時期:2021年10月中旬頃 訪問場所:新江ノ島水族館 公式Webサイト:https://www.enosui.com/ (社会状況、生体の状況等により、開館日程・時間、展示内容に変更がある場合があります。来館の際は公式Webサイトにてご確認下さい)
コロナ禍における緊急事態宣言解除後の2021年10月中旬、数年ぶりに新江ノ島水族館を訪問。お目当はもちろんタコです。この水族館は他の素晴らしい生き物たちに会うのも楽しみなのですが、やはり1番の目的はタコ。今回はタイミング良く4種類のタコズに会うことができました。
水族館入口、ポールにタコの絵発見。
◉イイダコ
飼育展示場所:沿岸水槽
大水槽がある相模湾ゾーン。浅瀬から深海まで深度に合わせてそこに生息する生物が飼育展示されています。その一つ沿岸水槽にて、珍しいタコイカ同居展示も見ることができました。
ここに居たタコは、イイダコ。しかも10体ほど集団でした。体が小さいし、砂や貝殻と同化しやすいので最初はわからなかったのですが、あちらこちらで動き回り、時には威嚇したり逃げたり、共に絡み合ってみたり、実に面白かったです。中に1体、大きめの個体は常に縄張りを意識し、他のイイダコらをけん制していました。基本的には群ず、各々好き勝手に暮らしているようです。
また興味深かったのは、コウイカとの同居飼育展示。しばらく観察していると、互いにあまり意識せず、偶発的に接近する事があっても特に気にせず、平和に暮らしているようでした。おかげで、コウイカとイイダコの貴重な2ショットの撮影に成功!(イイダコは、コウイカの右側の石上)
◉メジロダコ
飼育展示場所:相模湾キッズ水槽
ここは、以前ヒョウモンダコが飼育展示されていたこともあります。今回はメジロダコ。色白ですらっとした美タコです。
◉ワモンダコ
飼育展示場所:ペンギンプール前テーマ水槽
滅多にお目にかかれないワモンダコが飼育展示されていたのは、このテーマ水槽。「えのすいハロウィン2021」では、「異形のモノたち」をテーマにセレクトされた生体が飼育展示されています。
そしてお目当のワモンダコはココです。
茶色ベースの体色のグラデーションに惚れ惚れします。呼吸しているエラのすぐ横に、大きな黒い文様が見えますね。これが名前の由来。”輪の模様”=ワモン。
しかし、この模様、体色と関係なく見えなくなってしまうのです。不思議。
体色が白くとも、ワモン柄の部分はわかります。
こちらはすっかり消えています。どこまで本人の意思と連動して文様が浮き出るのか、興味はつきません。
◉ツノモチダコ
展示場所:深海IIゾーン
ペンギンプールのゾーンから階段で下ると、JAMSTECの有人潜水調査船「しんかい2000」が間近で見れます。
深海探検気分を味わえる展示のところに、なんと!深海タコを発見しました。
ツノモチダコ。映像を流しているのではなく生体です。水槽の中で飼育され、元気に動き回っていました。
目の上にツンツンと見えるツノ、これが「ツノモチダコ」と言われる由縁です。
◉番外編
えのすいと言えばクラゲ展示が有名ですが、今回種類も量もかなり充実していました。その中から押しクラゲのご紹介。
◉おまけ
水族館訪問時に立ち寄った2件のお店でも、タコと遭遇。
お店の入り口で、アルコール消毒をPR。感染対策に一役買っていたタコ。
こちらのお店では、安定のタコ画。相変わらず、腕もびよ〜んと伸びてお元気そうで何より。
充実のタコげっちゅー旅を満喫しました。次回訪問も楽しみです。