タウリン@タコの栄養学

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タコには様々な栄養素が含まれていますが、中でも有名なのが「タウリン」。よく聞く名前ですが、実際どんな栄養素で、タコはどれくらいのタウリンを含んでいるのか、ざっくり調べてみました。

タウリンとは

正式名称は「英 taurine」=「アミノエチルスルホン酸」。いわゆるアミノ酸の一種で、タンパク質が分解する過程でできます。人間の心臓、肺、肝臓、脳、脊髄等ほぼ全ての生体内組織に、全体重の約0.1%のタウリンがあるとされています。(例:体重60kgの人なら60 g)。体内での合成能力が低いため、食品等で摂取する必要があるのです。タウリンが発見されたのは約200年前ですが、実際に薬効が研究されるようになったのは数十年前からです。

タウリンの効果とは

◉胆汁と結びつく事でコレステロールを消費して、コレステロールを減らす。

◉消化管内で、コレステロールの吸収を抑える。

◉心臓や肝臓の機能を高める。

◉視力の衰えを防ぐ。

◉インスリンの分泌促進により、糖尿病の予防、治療に有効。

◉血圧を正しく保ち、高血圧を予防する。

等々、様々な効果があるとされています。凄いぞ!タウリン。

タウリンを含む食品とは

もちろんタコ、そしてイカ、貝類(カキ、サザエ、ハマグリ、シジミ)、甲殻類(カニ、エビ)、魚類(アジ、サバ、ブリ、カツオの心臓、脾臓、血合肉)等に多く含まれています。

タウリン配合の商品とは

有名どころでは「タウリン1000mg配合」と謳う大正製薬のドリンク剤「リポビタンD」。昭和30年代開発当時は、実際にタコの煮汁を加えて製造していたとの事です。(大正製薬広報社員談)。タウリンは水溶性なため、煮汁にたっぷり溶け込んだタウリンが摂取できるドリンク剤として有効だったのですね。

ではタウリン1000mgって、タコ何匹分?

ズバリ!約100g=タコの脚(腕)1本分です。

ちなみにイカだと体全体の約三分の一、カキだと2~3個が目安との事。上手に食して、タウリンパワーを取り入れましょう。

参考文献:
◉厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイトhttps://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/

◉農林水産省 Webサイト:https://www.maff.go.jp/j/heya/sodan/1803/02.html

◉大正製薬 商品情報サイト:https://brand.taisho.co.jp/