ALL ABOUT “TAKO” 特別展示 たこ@観音崎自然博物館
「ALL ABOUT "TAKO" 特別展示 たこ」 会期:2020年1月2日〜3月末日 9:00〜17:00(月曜休館) 会場:神奈川県横須賀市「観音崎自然博物館」館内 公式Webサイト:https://kannonzaki-nature-museum.jimdofree.com/ 内容:タコの種類、生態、利用、文化等の展示
京浜急行線の浦賀駅下車。京急バス 観音崎行きで「腰越」下車、徒歩約7分。
海を一望できる気持ちの良い、神奈川県立観音崎公園の中にあります。
特別展は博物館の入館料のみで入場できます。
中に入って見ましょう。(撮影、掲載許可済み。ありがとうございます!)
○展示室全景。
天井にはタコの凧(カイト)が浮かんでいます。
まず正面にどどんとあるのが、このタコパネル。
最大のタコはミズダコ。
最小のタコは、ツノナガダコ。このちっこいタコです。
では展示室の向かって左側から、左回りに見てみましょう。
タコとは。タコの生態、分類等に関するコーナー。幅広い年齢層にわかりやすくパネルの説明も充実しています。
正面。多足ダコの標本展示〜タコ文化の紹介へと続きます。
中央にはコタツも。タコゲームやタコの本があります。
こたつの上にさりげなく乗っていた、手作りの「タコすごろく」。遊びながら20種類のタコを覚えられます。
主に図鑑。ウンゲラーの「エミールくん」も発見。
展示室の向かって右側。
タコの食文化等の紹介。
タコ漁の代表的な道具が展示されています。
では、それぞれのコーナーで気になった展示をご紹介。
○タコそのものに関する展示。
○タコの起源、種類〜タコ標本に関する展示。
世界最古のタコの化石、ポヒセピア。興味深い。
横須賀近海を始め、日本在住のタコたちの標本が展示されています。
こちらは、タコブネ、アオイガイの外側と内側。中のヒト(?)を見るとアンモナイトに似ていますよね。
○多足ダコに関する展示。
通常8本であるタコの脚(腕)ですが、稀に8本以上のものも生息します。原因は不明とされています。8本以上の脚(腕)を持つタコを総じて「多足ダコ」と呼びます。
そんな多足ダコ、記録が残るもっとも古い事例は、観音崎であがったタコ。136年前の事だそうです。
2014年に博物館近くで、石川丸さんにより採取され、寄贈された多足ダコの標本も展示されていました。
総数60本。まるで木の小枝のように、分離し伸びています。
実際にこのタコを飼育していた当時の記録映像もありました。
これだけ脚(腕)の数が多いとタコも動きにくそうで、なんだか気の毒なようにも見えました。
○タコアート、グッズなどに関する展示。
浦賀の法幢寺(ほうとうじ)が所蔵しているタコ絵馬。お寺の本堂には薬師如来が安置されているそうなので、その関係で疫病払いのタコの絵馬なのでしょうかね。睨みが効いています。
タコを描いた日本の有名な作品の複製たちもあります。
江戸時代の医師で学者の栗原丹洲’くりもと たんしゅう)作「蛸海月烏賊類図巻」。学者が描く生物画は独特の美しさに魅了されます。
タコのグッズも色々。
繭玉のタコ、可愛い。
工芸品類は写真で紹介されていましたが、この酒壺はレプリカが展示されていました。浮かれタコ。
○タコと食に関する展示。
タコを食べる国。「tacotaco8」の人気記事を視覚的に表現しています。
各国の旗を持つタコが可愛いですね。
神奈川県といえば、湘南タコせんべいも有名ですね。淡路屋さん「引っ張りだこ飯」の相鉄コラボ、すみっコぐらしバージョンの掛け紙もありました。
○タコと漁に関する展示。
同じタコでも、それぞれの地方によって呼び名が違うとは。面白いですね。
昔のタコ壺。素焼きの壺が多いですね。先日「きしわだ自然資料館」で拝見したイイダコ壺も。
現在のタコ壺。プラスティックが主流に。
ハワイのタコ釣り具は、なんだか可愛い。
○生体
この日確認できた生体は、以下の2種類でした。
マメダコ
ヒョウモンダコ
というわけで、「タコ展」は、全体的に手作り感満載のアットホームな内容でした。展示内容に地元のタコ情報も満載で、楽しく色々学べました。
○最後に。
展示会場でも、博物館に近い海でも掲げられたいたこの表示。「タコを獲らないで」
近年は気候変動、乱獲等による水産資源の激減が問題になっています。身近なタコも例外ではありません。漁業権の問題にも注意しながら、正しく蛸釣りを楽しんだり食したりしたいものですね。
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