タコ彫刻 @田島享央巳 木彫展2018
田島享央巳 TAJIMA Takaoki 木彫展
田島享央巳木彫展〜花も嵐もお彫刻〜 会期:2018年11月7日(水)〜13(火) 会場:日本橋 三越本店6階 アートスクエア
日本橋三越本店にて、日本の良さを発信する商品情報発信期間「JAPAN SESNSES」の”感性”部門として、田島享央巳さんの木彫展示販売が開催。
ユーモラスで愛らしい、木の温もり溢れる作品。
仏師の流れを汲む彫刻一家に生まれた彫刻アーティスト、田島享央巳氏による、ユーモラスで愛らしい動物彫刻を約20点展観いたします。祖父から譲り受けた、名工、故千代鶴是秀の鑿(のみ)を使い、クスノキを手作業で彫刻。アクリル絵具で着彩した後、蜜ろうで仕上げています。(日本橋三越 作家紹介文より抜粋)
ちなみに、出展数は20→37に訂正されています。
三越画廊での初個展。気合い入っています。
私tacotacoは2016年、田島さんの「猫にタコ」に魅せられて以来、田島彫刻のファンなので、今回もタコをメインに鑑賞いたしました。
まず今回の個人的な目玉は、こちら。
天に昇るタコを慈愛に満ちた姿で見送るハシビロコウ。
そのタイトルは
「タコピエタ」。
様々な角度から見てみます。
ユニークな発想、センスのよさ、手彫りの温かみに美しい色彩。
名作です。
タコの脚が色っぽい。
表情は、汚れのない赤子のようです。
次に、イカバージョンもある、こちら。
「饅頭を二つに割るタコ」
実に愛らしい。
お饅頭が、ハートのようにも見えます。
イカバージョンはこちら。
そして、もう一つのタコモノは、こちら。
「UFOと火星人」
タコではなく、火星人ですものね。
蛸壺に入るように、このUFOに収まって、宇宙を旅するのですね。
タコモノは、以上の3作品でした。
相変わらず、素晴らしく愛らしいタコたちでした。
さて、タコモノを十分堪能したところで、展示全体もご紹介します。
タコ以外の、今回のピエタ作品。
「イカピエタ」
「リスピエタ」
「マヨネーズを持ったロケット」ピエタ
ほかにも。
彫刻だけでなく、素描も展示されていました。
ほぼ1時間ほど在廊し、田島ワールドを堪能。特性ピエタポストカードも頂き、ありがとうございました。
見れば見るほど、ストーリーが湧き上がってくる、生き生きとした彫刻たち。
今回の展示作品はほぼ完売状態で、人気の高さも頷けます。
また新しい作品たちに会えるのを楽しみにしています。
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