Happy Halloween2017
今年もやってまいりました、ハロウィーン。
皆さんごぞ存知のように毎年10月31日に行われる、もともとは宗教的行事。古代ケルト人が起源とされ、秋の収穫を祝い悪霊などを追い払う意味合いがあったそうです。
現在ではほぼ民間行事として定着。各国においても、キリスト教のお祭りではないため、クリスマスなどとは違いミサが行われることはありません。パーティ的なイベントを開催する際には、宗教的意味合いとは分けて考えられているとか。
私が最初に知ったのは、子供の頃テレビ放送していた「ピーナッツ」のシリーズ。悪霊を祓うとされるカボチャのジャック・オ・ランタン。チャーリーブラウン、スヌーピーたちが仮装をして「トリックオアトリート」で練り歩く姿。子供にとって、まだまだ遠かった異国の文化が、楽しそうで羨ましかったのを記憶しています。
日本でもすっかり仮装イベントとして定着しました。
アメリカのハロウィーン仮装では、正統派のヒーロー系よりもダークサイド(魔女、ゴースト、ゾンビなど)のコスチュームが好まれる傾向にあり、近年日本でもその傾向が高まっているように思えます。
ここ東京ディズニーシーでも今年のハロウィーンイベントの主役は、ダークサイドの方々。その名も「ディズニーヴィランズ」
東京ディズニーシーのフォトエリアには、こんな方々のディスプレイが。
向かって左側から、ジャファー、ハデス、キャプテンフック(フック船長)、マレフィセント、スカー、中央がウィックド・クイーン。
そして、ど真ん中でひときわ目立っていたのが、この人。悪タコの女王アースラ。
ヴィランズの中には、知っていそうで知らないキャラクターもあったので、調べてみました。
ジャファー:『アラジン』魔法の杖で自由自在に魔法を操り、国王の座を狙うアグラバーの大臣。
ハデス:『ヘラクレス』神々の国オリンポスの支配を企む、冥界(死者の国)を仕切る冷徹な王。
フック船長:『ピーター・パン』ピーターの宿敵で、鈎(かぎ)の手を持つ悪名高き海賊船の船長。
マレフィセント:『眠れる森の美女』オーロラ姫に呪いをかけ、ドラゴンにも変身する強い魔力を持った魔女。
スカー:『ライオンキング』
ウィックド・クイーン:『白雪姫』魔女に変身し、毒リンゴで白雪姫を狙おうとする美しい女王。
アースラ:『リトル・マーメイド』トリトン王の地位を奪おうとする、妖しげな魅力を持つ海の魔女。
(出典:ディズニーハロウィン2017ウェブサイト「ディズニーヴィランズ紹介」より)
プロレスでもベビーフェイス(善玉)に対抗する相手としてヒール(悪役)の存在が必要不可欠。そのキャラクターの濃さに、ベビーフェイスより人気が高かったりします。
タコ押しの「tacotaco8」としては、やはりヒールのアースラがフューチャーされるのは嬉しいこと。これからも世界中のディズニーランドにて、活躍し続けていってほしいですな。
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