蛸和片(タコワッペン)@京東都(KYO-TO-TO)

タコグッズ、アート
発見日:2019年7月下旬

発見場所:京東都オンラインショップhttps://www.kyototo.jp/

面白いショップを発見しました。

「京東都」(KYO-TO-TO)というブランドです。

「ニッポン、京都発、東京経由〜世界行き。」

京都の刺繍工房が、新しい文化継承の形、刺繍の可能性を追求した刺繍ブランドです。実店舗もありますが、オンラインでも購入可能です。

ブランド紹介
商品紹介

オンラインショップでは、刺繍を中心としたファッション、インテリア、雑貨などの商品がラインナップされています。

その中でも目を引くのが、やはり王道の刺繍。

「和辺」(ワッペン)は、美しい刺繍をそのままアイロンプリントやシールとして使用できる商品です。

デザイン内容も多岐にわたり、「洛中洛外図」「枕草子・古事記」「鳥獣戯画」などから、縁起物、季節モノ、妖怪、生き物などの人気モチーフまで、実に多種多様なアイテムがあります。

その中で発見したのがこちら。



江戸時代の有名な浮世絵師、歌川国芳作「猫飼好五十三疋」の中から、タコを引っ張って持ち逃げしようとする猫。

ちなみに「猫飼好五十三疋」(みょうかいこう五十三びき)は、これも有名な浮世絵「東海道五十三次」(歌川広重作)に登場する宿場町をダジャレで、しかも猫の仕草に例えるという高度な戯絵。「東海道五十三次」の8番目の宿場町「大磯」宿に、猫がタコを持って逃げようとして「(獲物が)重いぞ」という言葉をかけているのです。

猫のぶち模様や表情、タコのグラデーションなど細やかな技術が光る一品。

なおタコに関しては「海」アイテムの中にもありましたが、現在は在庫切れとの事。気になる方は、オンラインショップまでお問い合わせください。