編みダコ in「へんなあみもの203gow編んだ〜わ〜るど展」@横須賀美術館

タコグッズ、アート

「へんなあみもの203gow編んだ〜わ〜るど展」

会期:2017年 7月15日(土)〜10月1日(日)
10:00〜18:00

会場:横須賀美術館(神奈川県。横須賀市)

世の中がすべてあみものに見え、糸状のものがあればすべて編んでしまうという、編み師203gow(あみし ニイマルサンゴウ)さん。昨年の千葉県での「森のいきもの」に続き、今年新たに作製されたのは「海のいきもの」。

様々な毛糸を紡いで生み出される、カラフルで独特の不思議な立体作品の世界を見てきました。

(撮影禁止期間終了後、撮影解禁時期に行き、会場の係りの方にも撮影掲載OK頂きました。ありがとうございます)

1.「海のいきもの」ゾーン

キャプションにもタコがいて、嬉しい!

こちらが展示室正面からの様子。

吹き抜けの空間をダイナミックに使って、カラフルで個性的な海の生き物たちが活動しています。

天井の高さを海の深さに置き換えて、広がりのある展示になっているのが印象的。

編みダイオウイカ。8m。

編みマンタ。サイズ2m。

お腹の模様が美しい。

そして、こちらが私の大本命、編み大だこ。サイズ4m。

念願のツーショット写真を撮らせていただきました。

左サイドから。

右サイドから。

下から。入り口の編みダイオウイカ方面を臨むの図。

こちらは、出口側の編みクラゲロードを臨むの図。

クラゲロードから見た編み大ダコ。

上の階から見た編みクラゲロードと編み大ダコ。

海底に群生する美しい編みサンゴに、赤い編み小ダコ発見!

こちらには編み青ダコ!

そして今回の同行タコ”ちゅーこ”もサンゴに擬態してみました。(もちろん、作品には接触していません)

ちなみに編みサンゴのサイズは、1.2m。

この周辺を上から見ると、こんな感じ。

編み帆船が、また美しい。蝶のようにも見えます。サイズは、大だこと同じ4m。

下から見る編み帆船。

はるか海上に浮かんでいます。

すべてのいきものの編み込み具合、色合い、造形美に惚れ惚れします。

この目とタラコ唇が愛らしい。

波をあしらった部分には、誰でも毛糸でお絵描きができるコーナーがありました。

おや、タコっぽい絵もありますね。

2.「森のいきもの」ゾーン

編みの精霊にも、ご挨拶させて頂きました。

このキノコ椅子型植物、可愛いですね。

編み切り株で、座って記念撮影ができます。

ちゅーこも、編みキツネの被り物をお借りして、記念撮影♪

編み木に擬態中。

この他にも「編みつぶし」という、あらゆるものを編みこんでしまうアートの展示もありました。203gowさんのHPから見られるそうです。

3.「海の螺旋階段」

今回の展示の関連企画として作成されました。

作家203gowさんと、一般公募の「あみこみ隊」が2回のワークショップでモチーフ編みを制作。それをつなぎ合わせて作った「海のいきもの」たちをメインに据えながら、螺旋階段全体を編みこんで作り上げたとの事。

螺旋階段全体が、一つの作品となっているのですね。

今回の展示で、たった1本の毛糸から生み出される無限の可能性を体感できました。

いつまででも漂っていたい、不思議で心地よい編みアートの世界。

それを生み出す203gowさんの、独創性とエネルギーの向かう先が、今後も楽しみです。

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