19世紀のタコのガラス模型@大英自然史博物館展

タコグッズ、アート

「大英自然史博物館展」

🐙会期
2017年 3月18日(土)〜6月11日(日)
午前9時〜午後5時(金・土曜日は午後8時まで)
GW期間、特別延長あり。詳しくは公式HPをご確認下さい。

🐙会場
東京 上野 国立科学博物館

公式HP
http://treasures2017.jp/outline/


大英自然史博物館(The National History Museum)は、イギリス ロンドンのサウスケンジントンにあります。
毎年約500万人が訪れる人気の観光スポットのひとつ。その広大で荘厳な建物の中には、世界的に貴重な標本コレクションが所蔵されています。

この大英自然史博物館、tacotacoは2016年4月に訪れましたが、その広いこと広いこと!
ざっくり言うと、大英博物館の自然史版ですな。
歴史的建物自体も素晴らしく、その中に展示されているコレクションの数も それはもう膨大で圧倒されます。
ゆっくり見ていると1日では足りないくらい。

今回の展覧会では、そんな博物館の誇る8000万点の所蔵標本の中から貴重な約370点が展示されます。
「始祖鳥の化石」「モアの骨格標本」などなどのお宝展示物の中で、私のお目当てはこちら。

ブラシュカ父子のガラス模型。

Glass octopus by Leopold and Rudolf Blaschka

19世紀にガラス工芸家の父子によって、この博物館のために作られました。
目的は、標本の代わりの模型。

アルコールなどで実物標本にすると、実際の生態状況が上手く保存できないため、タコの色彩を忠実に再現するという科学的な価値のある一品とされています。

実際に見ると、その精巧さと美しさが際立ちますな。

そして、グッズ類にもこのタコがいました。

袋の裏側。

キーホルダー。

絵はがき。

アットランダムに出るカプセルトイにも。

私は残念ながらゲットできず。。。

このタコとは関係ありませんが、可愛いタコマグネットも。

🐙おまけ

同じ頭足類として、今回エントリーしていたイカ。らしき標本。

「頭足類の化石」として展示されていました。

Fossilized squid-like animal.

約1億6000万年前、ジュラ紀後期ですって。軟体部、職種など細部が残っている化石はとても珍しく、学術的に貴重な化石だそうです。

タコ、イカ共々、一番最初の展示室におりました。

ご来場の際には お見逃しなく🐙

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