人形笛「タコ」@下川原焼土人形

タコグッズ、アート

下川原焼土人形(したかわらやき)

 

タイトル  人形笛「蛸」
作者    阿保 正志
サイズ   H6㎝、W4㎝、D4㎝

 

正面

下川原1

 

 

 

右側

下河原3

 

 

左側

下河原4

 

後ろ

下河原2

 

温かみがある、ほのぼのとした作風の「タコ笛」。

「ホー」という素朴な音色が懐かしい。

Iサンから津軽みやげに頂きました。ありがとうございます。

 

下川原焼土人形は、青森県弘前地方に伝わる伝統的な民芸品。

「鳩笛」「人形笛」は約70種。「土人形」は、鯛えびすなどの縁起ものや、風俗もの、童話、河童などの架空動物など、古い時代からのものも作られているそうです。

 

その歴史は、資料によると

「初代、高谷金蔵は弘前の津軽藩士の家に次男として生まれ、壮年にして九州筑前に渡り製陶の技を学ぶ。

文化の初年、 南郡大沢村(現.弘前市大沢)に本窯を築き独力で製陶に従事。

専ら飯碗、徳利、水滴等日曜雑器を造っていたが、 当時気候の関係上、雪中は今のような暖房装置がないため作業不可能であった。

その為、冬季間の仕事として鳩笛や 土製の人形類、即ち3月節句人形、5月武者人形、唐子其など、土地風俗を取り入れた笛付人形、アンコと称する小物、 玩具等製作を続けてきた。・・・・」

とあります。

 

現在、津軽では、2軒の工房を残すのみ。

それぞれに若い工人の阿保正志氏と、下川原焼土人形製陶所の高谷晴治氏とが、伝統民藝の継承に力を入れながら、製作されています。

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