頭にタコを乗せた変わり兜

タコカルチャー, タコグッズ、アート

変わり兜(かわりかぶと)とは。。

『頭形兜(ずなりかぶと)、突盔形兜(とっぱいなりかぶと)等の鉢自体に装飾を施した兜。当世具足の兜(「当世兜」)の1つとして、慶長年間をピークに室町時代末期から江戸時代初期にかけて流行した。「形象兜」「形兜(なりかぶと)」とも呼ばれる。変わり兜は、鉢の上に和紙や皮革、動物の毛などで装飾を施したものと、鉢の形状自体を加工して作ったものがある。 動植物・器物・地形・神仏などあらゆるものをモチーフにし、当時の武士の気性を反映した奇抜なデザインが多い。江戸時代に入ると工芸技術の向上により、更に多様な装飾性の強い変わり兜が作られるようになった。(ウィキペディア抜粋)』

戦国武将の中には、直江兼続の「愛」、上杉謙信の「兎耳」など、実際の合戦時に使用した有名な変わり兜もありますね。しかし、このタコ兜、さすがに合戦時に使用されたわけではありません。

前から見たところ。

タコ兜2

横から見たところ。

タコ兜1

江戸時代後期、実践に使う目的とは別に、職人たちがその技を競うために作られた装飾兜との事。

確かに、見た目の迫力は素晴らしいですが、頭は重いし、動くとバランス悪そうだし、実践向きではなさそうです。

♪頭にタコをのせましょう〜と思いつき、それを素晴らしい作品に仕上げた職人がどんな人だったか、知りたいですな。

(兜の写真は、出典不明。Webでフリーに使用されている画像から転載しました)

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