ベニツケダコ(Amphictopus mototi、Poison ocellate octopus)@葛西臨海水族園

タコ学, タコ水族館、博物館

ベニツケダコ(Amphictopus mototi、Poison ocellate octopus)

ベニツケダコ3

葛西臨海水族園で展示中のベニツケダコです。
過去には、沖縄美ら海水族館、アクアマリンふくしま等で展示例がありますが、葛西臨海水族園では初の展示。

オーストラリア東岸からニューカレドニアに棲息。
今回展示の個体は、伊豆七島の八丈島付近、水深30mで採取。八丈島での採取は初めてとのこと。
国内採取例自体が少なく、以前、沖縄の水深110mから採取された例があるくらい。

で、この水槽のどこにいるのかな〜と思うと。。。

ベニツケダコ2

いました!珊瑚の間に潜んでいます。水槽の側面から見えます。

ベニツケダコ1

体長20㎝ほどの大きさ。

海外では「ポイズンオクトパス」として、毒を持つタコとして知られています。
体の派手な模様は、毒を持つ事を知らせる警戒色と言われ、得物を噛む際に毒を注入。
また、餌を食べる時など興奮時に体色が変化します。
珊瑚や貝の間に隠れる習性があり、よく二枚貝を自身の体にかぶせて身を隠す姿が紹介されますね。

動いている時の参考動画はこちらから〜

葛西臨海水族園「東京の海」コーナーにて展示中です。
生態の状況次第で展示休止、中止になる場合がありますので、葛西臨海水族園公式HPなどでご確認の上お出かけ下さいね〜。
https://www.tokyo-zoo.net/zoo/kasai/[:]