タコの魚譜画@長嶋祐成 Yusei Nagashima
作家名:長嶋祐成 公式Webサイト:https://www.uonofu.com/
「魚譜」とは、魚を観察して、詳細を描き写す写実画を意味します。代表的な漁譜画家の一人として、栗本丹州が挙げられます。
そして長嶋さんは、現代の漁譜画家として注目されている若手作家。魚本来の形、生命感、美しさを描き出しています。
私が長嶋さんの絵と出会ったのは、「鳥羽海の博物館」http://www.umihaku.com/。美しい魚たちの絵の中に、このマダコの絵がありました。博物館のミュージアムショップでハガキを購入。
上記作家の公式Webサイト内のオンラインショップでは、書籍、ハガキ、グッズ等が購入できます。(在庫は絶えず変動しますので、詳細はショップにお尋ね下さい)
また長嶋さんの書籍の中で、「きりみ」という絵本に興味を惹かれました。
出版社:河出書房新社
発売日:2018年7月
ページ:32ページ
内容:このきりみ、さかなのどのぶぶん? もとはどんなすがた? サケ、マグロ、タコから、カツオブシまで。魚譜画家による美しい絵本。
この本に出てくる魚たち:サケ、ニホンウナギ、タチウオ、マガレイ、ヒラメ、クロマグロ、マサバ、スルメイカ、サザエ、ホタテガイ、マダコ、クルマエビ、ムラサキウニ、ズワイガニ、カツオ、スサビノリ
(「BOOK」データベースより抜粋)
各魚の全体像から切り身になる過程が描かれているユニークな絵本。現代の子供たちの多くが切り身しか知らない魚の全体像を知るきっかけとなります。この中に、マダコもいました。
現在は石垣島在住で、愛する生き物の絵を描き続ける長嶋さん。魚も魅力的ですが、南国で生息するオオマルモンダコやサメハダテナガダコ等タコ類の絵もお待ちしています。