ミズダコタッチ

タコ学
日時:2020年 11月上旬

場所:福井県「越前松島水族館」内「ふれあい館」

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越前松島水族館

「ふれあい館」でミズダコと交信できると聞き、やってきました。まず建物の外壁を見て、気持ちがアガります。タコ絵のシワシワ感が好み。

屋根部分には、タコのレリーフが。

入り口にも。

そして、いよいよミズダコ様とご対面です!

うわ〜〜〜〜〜い!!!

冷たい水の中に居たのは、オスのミズダコ。交信するにはちゃんとルールがあります。

口に噛まれないように注意しながら、優しく交信させて頂きます。

まず最初にぶよぶよと柔らかい表皮。シワのひと彫りが深くて、柔らかいのですが、しっかりと厚みを感じます。マダコのツルツルした感触とはまた違いますね。

次に吸盤。タコは吸盤で対象物を観察し判断しています。餌なのか、安全なものなのか、危険があるのか等々。

私が最初に吸盤に触れた時、吸盤はうねうねと動き回り、私の指が何か確かめるように吸い付き、腕全体で絡め取ろうとしました。本当に、観察しているという表現がぴったりの吸盤と腕の動き。

吸着力も動きも力強いため、私は指を一度引き剥がして、再度、吸盤に吸い付いてもらいました。

すると面白いことに、その後は興味を失ったように、少し吸い付いては「なんだ、またお前さんかい」というように、吸盤を放すのです。

混雑時でなければ、いつまでもミズダコと交信していたい、そんな幸せなひと時でした。