サミュエルの話

タコキャラ

韓国ソウルにある「コエックス水族館」に行った際、最終コーナーで発見したこのタコの絵。名前は「Samuel」。名前の他は何もキャプション等なかったのですが、気になって調べて見ました。するとそこには、2006年韓国の観光キャンペーンのストーリーがありました。

そのストーリーは以下の通りです。

動画のタイトルは、『サミュエル、コナンに会いに行く』(『Samuel gose to Conan』)タコのサミュエルが親友に会いにアメリカまで旅をするというストーリーです。

親友とは、アメリカの人気司会者、コナン・オブライエンhttps://ja.wikipedia.org/wiki/参照)。コナンが韓国で漁市場を訪れた時に二人は出会いました。彼は一目でそのタコが気に入りサミュエルと命名。アメリカに連れて帰ることにしましたが、搭乗許可が下りずに断念。二人は離れ離れとなります。

一人韓国のコエックス水族館に残ったサミュエル。水族館での友人もでき、それなりに楽しく暮らしていましたが、やはりコナンのことを忘れられません。それにタコの寿命はわずか1年ほど。サミュエルに残された時間は少ないのです。

そんなサミュエルに力を貸してくれたのが韓国観光公社。サミュエルを飛行機に乗せ、コナンが暮らすロサンゼルへと送り届けてくれたのです。

サミュエルは無事にコナンと再会し、コナンも大喜び。彼のTVショウにも出演してロサンゼルスでも人気者となります。

面白い観光PRの仕方があるものですね。

タコ関連のPR、もっと色々な企画を見たいものです。

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COEX Aquarium コエックス水族館@韓国